蓼科ハーバルノート・シンプルズ 
先日に引き続き、今日は蓼科ハーバルノート・シンプルズさんのことを。

萩尾エリ子さんの「香りの扉、草の椅子」という本に出会って
ここに行くことがいつかあったらいいなあ、と思っていました。
車を運転しないこともあり、ハーバルノートさんも諏訪中央病院も
行くのは先のこと、と思っていましたが…
今回実際に行くことができました。

この場所の貴重さを感じ取り、営みを感じるのに
お店の近くの宿に2泊したことがよかったようでした。
近くには池のほとりや森の中を歩ける道があり、
そのてくてくとした時間がまたいい時間となりました。
近づけない森ではなく
静かで人がほとんどいないのですが
歩ける道がある明るく風の通る森なのでした。
鳥の種類も多いようで、声が美しく響き
目をこらしていると姿もたくさん見えてきて。
蓼科ハーバルノート・シンプルズ _c0200002_22114095.jpg

タイミングがちょうど合って音楽の青木さんもハーバルノートさんへ。
庭のあちらこちらでギターの調べが響き。
蓼科ハーバルノート・シンプルズ _c0200002_2211867.jpg

「ぜひこの季節の諏訪中央病院のお庭を見て欲しい」と
エリ子さんに言っていただいて、病院へ。
ここに来られるとは思っていなかっただけに
感動。
病院のお庭ですが、萩尾エリ子さんが中心となって
スタッフの方々、ボランティアの方々が長年かけて育んだお庭。

様々な種類のハーブと樹々、花々が
自然と一体化した素晴らしい散歩道のあるところでした。

木陰に椅子や一息つける小さな小屋もあって
お話したり、休憩できるのです。
現代西洋医学の医療の現場と、心身の癒しということが
切り離されがちになるところを
しっかりとつなげる場として植物の力、香りの力のあるお庭がある。
もちろんそれだけでなく、医療現場の方々やボランティアの方々の
長年に渡るつみかさねによって生まれた姿。
続けることのすごさ、美しさを見せていただいたとも感じました。
蓼科ハーバルノート・シンプルズ _c0200002_2212361.jpg

ハーバルノートさんでエリ子さんやみなさんとお別れするときに
サプライズでいただいた花束。
これもまた感動しました。
本当に香り高いのでした。
こんなに愛おしい花束はない、という感じに。

こうしていろんな方にお世話になったり、
多忙な萩尾エリ子さんとお話する時間が持てたのも、
貴重で感謝の気持ちになることの連続でした。
蓼科ハーバルノート・シンプルズ _c0200002_22561333.jpg

友人にハーブや蜂蜜とともにお便りを同封したく、
手紙を書こうとしたら、机にキャンドルを灯してくださって。
by na-hira | 2016-06-13 23:02 | 日々のこと
<< 野らフェスに参加します 山梨、長野の旅 >>