11/18,サティシュ・クマールさんの講演
サティシュクマールさんの講演会が11/18にあります。
サティシュさんについては「インド生まれの平和思想家、エコロジー思想家」と書かれていたり、「地球巡礼者、思想家」とあったり。でもただ頭の中だけの思想ではなく身を以て行動されている深く魅力的な方です。

平和、環境、生き方、ということになるとなかなか取っ付きにくそうに思う方もいるかもしれません。でもサティシュさんのお話(本)はおだやかで、豊かな広がりがあり、とてもすとんと腑に落ちるような言葉がつまっています。環境のために「こうしなければいけない」といった枝葉のことではなく、もっと根源的な。分断されている社会や人、知の世界。そして自分自身のパラパラと分散しているピースをつないでいくためのヒント。抽象論ではなく具体的なことに落とし込んでいける気持ちになってくる言葉たち。
私自身は本しか読んでいないので、今回はじめて直接お会いすることに。(きっと遠くから、ですが)

東京と京都で講演があるとのこと。すごく貴重な機会です。一歩のきっかけになる。気づきがある。こころが震える。そんな時間では。でもそんなありきたりな言葉では紹介になりきれていないので、枝廣淳子さんのenviro newsの中から転載させていただくことに。そしてサティシュさんの本も近々出るし、「リサージェンス誌」の選集もでたところです。

講演会は定員に達する勢いとか。参加ご希望の方はお早めにご予約ください!

----ここから引用です--------------------------------------------------------------

つながりを取りもどすために
「土」と「心」が創る「持続可能な社会」
http://afutures.net/event/091118.html

日時:2009年11月18日(水) 午後2時〜6時(予定)
場所:聖心女子大学宮代ホール(東京広尾)

サティシュ・クマールさんは、1936年インド生まれで、今年73歳。9歳の時にジャイナ教の僧侶になり、修行を重ねますが18歳でガンジーの思想に触れ、還俗。核廃絶を訴えるために無銭・徒歩旅行で世界をまわり、核保有国の国家元首に平和のお茶をプレゼントし、平和思想家としてその名を世界に知られるようになりました。

その後イギリスに移り住み、エコロジーとスピリチュアルの融合を目指す雑誌『リサージェンス』の編集長をつとめるととともに、ホリスティックな教育の場として、シューマッハー・カレッジを創設、現在もオルタナティブな思想の拠点として、世界各国からの学生・研究者を集めています。

「土と心と社会」。サティシュさんが生涯をかけて追求した思想は、この言葉に集約されます。土に触れ、自然とのつながりを取りもどすことで、精神が耕され、その精神が社会を変えていく。心のあり方を変えない限り、社会システムだけを変えることはできませんし、精神=スピリチュアルだけの追求は自己満足だけを生み出
します。

最新刊の『精神のコンパス』(邦訳は近刊)で、サティシュさんは日々の生活から、コミュニケーション、食と農、エコロジー活動、ビジネスに至るまで、あらゆるステージで応用できる「指針」を明らかにした上で、分離・分断から統合へ、競合から共生へ、孤立から連帯への道筋を明るく照らしてくれています。

持続可能な社会への鼓動が次第に大きく膨らみ始めたいま、私たちに必要なチカラ。それは、さらにすそ野を広げ、人々を動かしていくコミュニケーションのチカラ。これまでのリーダーシップの枠を突き破り、愛と非暴力の行動による社会変革を牽引するチカラ、さまざまな運動をネットワークしていく繋げるチカラ、そしてそれらを可能にする、私たちの心の中奥深くに眠りながら目覚めを待っている精神のエナジー。

11月18日の講演では、こんな内容のお話しをしていただく予定です。つまりは、サティシュさんの思想の最深部を語り尽くしてもらおう、という講演会です。

詳しくは、以下よりご覧ください。
http://afutures.net/event/091118.html

ぜひ、みなさまのご来訪をお待ちしております。

【開催概要】
サティシュ・クマール 2009 講演会
つながりを取りもどすために
「土」と「心」が創る「持続可能な社会」

日時:2009年11月18日(水) 午後2時〜6時(予定)
場所:聖心女子大学宮代ホール(東京広尾)  http://www.u-sacred-heart.ac.jp/access/
参加費:2000円(前売り・事前予約)  2500円(当日)
主催:NPO法人懐かしい未来

参加申し込み:
sk20091118@gmail.comまでご連絡ください。
by na-hira | 2009-11-04 23:14 | お知らせ
<< 青木隼人さんの新しいCD 京都での展、間近に >>