映画「祝の島」
昨日は書ききれませんでしたが、terzo tempoにて映画「祝の島」の上映会に行きました。
20人は入れないようなこじんまりとした空間での上映会。
電気を消して、ドアや窓を開け放ち、扇風機の風で。
この映画を見るのにぴったりな場で見れたことが貴重でした。
とてもいい映画でした。ぜひみなさまも、見るチャンスがありますように。

ナレーションは最低限に押さえて、祝島の人が語っているのを映しています。
押し付けるものはなく、本当に切実な気持ちと行動がひしひしと伝わってきます。
島の自然、自然とともにある暮らしを次の世代に残さないと、という大切な心と命のよりどころであることが伝わってくるのです。

アスファルトだらけの東京の住人が、この自分の命とダイレクトにつながっている生きている土地、海、くらしなどに対する「かけがえのないもの」という感覚を取り戻すには?自然をもっと身近に感じる感受性を取り戻すには?たくさん考えさせられるけれど、あたたかなものの残る映画でした。
by na-hira | 2011-07-10 23:52 | slow life
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