ラベンダーエッセンシャルオイルの使い方
旅などでエッセンシャルオイルを1本だけしか持てないとしたら?

私はラベンダーのエッセンシャルオイルにすると思います。

ラベンダーと言っても、Lavandula officinalis (Lavandula officinalisとも言います。)
のエッセンシャルオイルのことです。

大変な時にも、お守りのような存在になってくれます。

「アロマテラピー辞典 /パトリシア・デービス著」という本が
初版が20年前なので古いですが、「家庭の医学」のような感じに
今までずっと、何かあると紐解いてきた本があります。

この頃手に入りやすくなったオイルや情報のこともあるので
他の新しい本も見るのですが、この本はとにかく見る、という付き合い。

ラベンダー油は「鎮痛作用、緩和作用、抗うつ作用、殺菌消毒作用、
抗菌作用、うっ血除去作用、血圧降下作用、駆虫作用」などなど。
なによりもバランスをとる作用がある、というのが大きいです。

ラベンダー油はエッセンシャルオイルの中で最も用途が広く、
その中で「最も大きな特性は心でも、体でも、バランスを失った状態をバランスのとれた状態に
回復させるその力にあり、」と書かれています。

私の日常での使い方として、例えば…

○風邪でのどが痛いとき、お湯をボールに入れて、
数滴たらして、蒸気を吸い込むように深呼吸。
すると大分楽になります。

○キッチンでやけどしたときなど、まず水で冷やしてから
ラベンダー油の原液をつけます。

○乗り物に乗る時、ハンカチにちょこっとたらしておくと
いいのです。

○頭痛の時はこめかみに塗るといいです。

○傷や虫さされ、吹き出物などにも。

○湯船にたらすのもいいです。
特に1日立ち仕事だった日は足が重いような固まった感じがしますが、
このお風呂から出るとはっきり回復していることを感じます。
気分によって、他にもミックスして。

○肩こりの時は蒸しタオルに1滴たらすと、
随分ほぐれます。

○洗濯や掃除のときに。
重曹やホワイトビネガーを割ったところに入れたり。

○そしてなにより、バランスをとってくれる、という意味では
お守りのような心強い存在です。

例えば、緊張がとれなくて眠れないときなど。

もっといろいろありますが、つい長くなってしまいました…。
また、役立つように書けたらいいな、と思います。

まずは香りが産地、メーカー、作られた年度によって様々に違います。
ぜひ気に入ったものに、出会えますように。

あと、エッセンシャルオイルを今まで使ったことがない方は
軽くアロマテラピーの本を眺めてからのほうがいいかもしれません。
普通は1%くらいに希釈して、と書かれたりしていますが、
ラベンダーは使用目的によっては原液をつけてもいい、と
いう存在です。
でも、目には入れないように、くれぐれも気をつけて下さいね。
by na-hira | 2012-07-04 23:18 | slow life
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