植物オイルは生きもの
植物は生きている、という当たり前のことが
「製品」というパッケージに入った姿になると
忘れられることもしばしば、と感じます。
アロマテラピーをしている自分でさえも
はっとすることもしばしば。

先日使用したホホバオイルは、今まで何度も購入している会社の
オーガニック・未精製のもの。
それが今回は今までにないくらいナッツのような香りがはっきりとしていて
初めての方はびっくりしたかも、と。
高田邸の当日に開封したばかりの、購入したてのものなのですが、
やはり植物オイル自体の香りの(好き嫌いの)確認も
確実にできる時間があったらいいな、と
次の機会に反映したいことのひとつになりました。

フランス式の成分重視の処方でいくアロマテラピーは
「香りは関係ない」と断言する医師なども多いと聞きます。
私はイギリス式アロマテラピーを中心に
学んでいるのですが、やはり最終的な香り自体は大切、
という方向でブレンドを考えます。

エッセンシャルオイルを希釈する植物オイルについては
「香りの邪魔にならない」ために精製されたものと
「薬効成分、有効成分をなるべく残した未精製のもの」
=植物オイル自体の香りがあり、くせを感じる方もいる、
ということを天秤にかけて悩ましいところではあります。

とはいえ、自分自身日々経験をつんで
「香り」のことも少しづつお知らせできたら、と思います。
by na-hira | 2015-02-12 10:58 | アロマテラピー
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