展「tempo –内にある時間感覚で– 」
が昨日から始まりました。
雨の予報でしたが、国立はほとんど傘を差す時間もなく
涼しい秋らしい空気。
遠くから、ご近所から。電車で、歩きで、そして飛行機で…
お越しくださったみなさま
どうもありがとうございます。
カテキュー染めで秋色になっている会場で
植物たちの緑色、秋色が気持ちよくお互いを映しています。
植物染めはそのままだと、おとなしい印象と
思われる方もいらっしゃるようです。
でも、実際に着ていただくと、その色と独特な生地の風合いが
いい力を持っていると感じていただけるのでは、と
思っています。
コットンウールとリネンの糸で織られた生地
パロマ・グレーとガル・グレーも
自然光で色を見ていただけるとうれしく思っています。
風合いが素材らしさを出せるように、
生地をワッシャー仕上げにしてもらっています。
仕事の時もお散歩の時も着てなじむきちんとした上質な素材感と
着て気が楽になるような両方の存在感です。
kukka永井久恵さんの植物は鉢ものがいろいろ充実。
ケイトウなど、秋らしい色の花たちも。
見ていただくのが一番です。
藤川孝之の絵は楽しい彩り。
遠目で目に入ってくる色彩たちは場に動きを出しています。
近くに寄ってゆっくり見てみると
ユーモアを感じる楽しさもあったり
静かな風景を感じたり。
こちらも、実際に見ていただけるのが一番。
ぜひ、お越しいただけたらと思います。
もりかげ商店さんのお菓子!
昨日初めてのお味のそば茶クッキーを食べてみて
みんなで「おっ!」と声を上げ。
見た目はシンプルに静かに美しい焼き菓子なのですが
森影里美さんの内に秘めている
情熱を感じる工夫が味わいに感じられ。
日々この積み重ねをされていることに敬意を感じます。
今日もお越しいただけるのを
会場にてお待ちしています。